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    [1097] 城ノ内高校マーチング-/ カメレオン -(2006/05/19(Fri) 13:48:53)

      突然の書き込み失礼致します。

      徳島県立城ノ内高等学校音楽部卒業生、カメレオンと申します。
      わが母校・城ノ内高校では、今年限りで吹奏楽部のマーチング活動が停止になります。
      何でも昨年11月末、吹奏楽部員が突然に集められ、活動の停止を先生方から一方的に告げられたそうです。城ノ内高校吹奏楽部のマーチングは実績も高く、毎年マーチング活動をしたい一心で入学してくる生徒もいるなか、突然の停止告知に、何日も涙した生徒もいたようです。その告知に前後して、ホームページに活動停止についてのお知らせが掲載されました。お知らせには「在校生は有終の美を飾りたいと申しております」と書かれています。しかし、今月の半ばに行われた生徒総会では、吹奏楽部部長が「マーチングを続けさせてほしい」と訴願したということです。
      確かに、我らが城ノ内高校は一昨年度から中高一貫教育校となりましたことより、高等部の生徒数を3分の2に減らし、吹奏楽部マーチングのように人数を必要とする活動を継続することは、大変困難な状況にあります。活動の停止もやむを得ない判断かと思います。
      加えて、学生の本分は勉学にあります。継続が困難な活動を中途半端にだらだら続けるよりも、学業に力を入れてほしいという学校サイド・先生方のご意向は、大学受験で苦労した我が身にも、よく理解できるつもりです。
      城ノ内高校の先生方は、いつも生徒のことを考えてくださっています。大変ありがたいことです。
      しかしひとつ意見させていただくならば、先生方がどれほど生徒のことを温かく見守り、生徒のためを思いしてくださったことであっても、生徒たちが将来、このことを振り返ったとき、当時の悲しみは先生方の正しい判断の結果であった、と感じる保障はどこにもない、ということです。そうして生まれた後悔を補償するすべは、先生方には何一つありません。生徒の傷がいくら深くとも、先生方はその痛みの欠片ほども、責任を負うことはできないのです。
      マーチング活動の停止は致し方のない、ときの流れかもしれません。しかし、吹奏楽部の部員たちのために、もっと違うやりかたがあったように思います。そしてこれからでも、部員たちのためにできることはあるように思えます。

      長文失礼致しました。管理人様、この書き込みがサイトに適さない文章であると思われましたら、削除していただいて結構です。
      しかし、音楽を愛するみなさまへ。
      音楽を愛し、おんがくのた切ない涙を幾夜と流したわが母校・徳島県立城ノ内高等学校吹奏楽部の後輩たちのことを、ひとりでも多くのかたに知っていただきたいのです。
      わが母校・わが音楽部の誇りであったマーチングを、忘れないでいただきたいのです。

      ここまで読んでくださってありがとうございました。


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