1)メタボリックシンドロームとは。。。 |
内臓脂肪型肥満と指摘された人の中で、高血圧・高脂血症・高血糖の内2つ以上を合併した状態をいいます。
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2)メタボ元年とは。。。 |
平成20年4月1日に施行された制度で、五大成人病の原因である生活習慣病を減らすため、健康保険加入者の40歳〜74歳の全員に特定健康検査を義務付けた制度です。これによってメタボ該当者、または予備軍とされた人は、特定保険指導を受けることも義務付けられています。
さらに、特定検診や特定保険指導を受けない人、改善が認められない人には高齢者支援金や保険医療費にペナルティを課すことになっています。
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3)メタボの原因は。。。 |
内臓脂肪が増える主な原因は、摂取カロリーが消費カロリーより多いためです。
つまり運動量より食べる量が多いと言うことです。これを改善するためには、一般的に食事制限と運動しかありません。
しかし運動の代わりに低下している血行を改善することで、根本的な体質改善が可能になります。
血行の流れが多くなるとそれだけで代謝は向上し、太りにくい体質に変わってきます。また、代謝が上がると言うことは、内臓脂肪や免疫機能も向上するため、太りにくくなるだけでなく、病気になりにくい身体になります。代謝の基本である血行改善ができると、食事制限や運動効果は驚くほど高くなるため、まず血行の改善が必要と言うことです。
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4)血行不良になる原因は。。。 |
血行不良は血管が圧迫されて起きるケースが多く、原因としては以下の3項目が考えられます。
T |
生活習慣の中で作られた身体のひずみ(立つ・座る・歩く姿勢・運動など)による血管の圧迫 |
U |
精神的ストレスからくる肉体的緊張による血管の圧迫 |
V |
外的要因による身体のひずみ(事故や運動などによる骨格への衝撃など)による血管の圧迫
身体の歪みは現代人に多く出ている現象で、生活習慣や社会生活などが原因です。特に精神的ストレスと筋力不足が原因となっているケースが多く、自分自身の改善が不可欠な要素になっています。
本来、人間は昼間の身体を使った活動と、夜の深い睡眠が解決してくれる機能を持っているのですが、ストレス過多と浅い睡眠によってこの機能が失われたものと考えられます。
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5)血行不良になったらどうなるの。。。 |
血液は身体中の細胞に栄養と酸素を運んでいて、その栄養と酸素を燃やしてエネルギーを作っているから人間は活動てきているのです。しかし、その流れが停滞すると細胞はエネルギーを作ることができなくなり、活性の低下から様々な症状がてるようになります。
エネルギーが使えないと体温が低下して、低体温症・冷え性になり、さらに肩こり・腰痛・慢性の頭痛・便秘・食欲不振・疲れやすい・疲れがとれにくい・筋肉痛が数日後に出てくるようになります。
こういうことが慢性化すると細胞の活性がどんどん低下していき、内臓脂肪が十分に働かなくなり、風邪を引きやすい・睡眠が浅い・血糖値・血圧・中性脂肪・コレステロールなどの値が上がる、肌荒れなどの症状になりやすい、などの症状が出やすくなります。この頃になると、いつの間にかお腹周りに肉が付き出しているはずです。
さらにこの状態では身体にもひずみができていて、脚はむくみが出るようになり、肩・股関節・膝関節にも異常が出始め、静脈瘤・動脈瘤などの血管系の症状や、場合によっては関節の手術が必要な状態に陥るケースも考えられます。
こうなってくると5大成人病と言われるガン・高血圧・糖尿病・心臓疾患・脳卒中などになる率は極めて高くなってくることになります。
血行の低下は太りやすくなるだけでなはなく、血行低下の原因を根本的に改善しなければなりません。身体が元々持っている機能を使えなくする血行不良は、すべての病気や症状の原因と考えてください。
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6)メタボ対策はどうすれば。。。 |
一般的に食事の摂取カロリーを減らすこと、運動をして筋力を付けることと、心肺機能を向上させること、身体を冷まさないような環境・食事・服装などで改善することなどの方法があります。
メタボの症状は今までの生活習慣の結果ですから、生活習慣を根本的に変えることが重要です。メタボの状態を自動車に例えれば、燃料パイプが詰まったエンジンなのに、毎日無理に動かしすぎたた不調になった状態です。この場合燃料パイプを整備してあげれば、エンジンは本来の調子に戻り、少しくらいの無理をしても十分働くようになります。
人間も同じで血管は燃料パイプですから、このパイプを血管が流れるように整備してあげることが最優先になります。
原因は血管が何らかの力で圧迫されているのですから、その圧迫を取り除くことができれば、もとの機能を取り戻すことができるようになるはずです。
生活習慣は身体の使い方のことですから、血行が改善されて身体が快調になった状態から、その状態に合わせた改善をすれば良いと思います。
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